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お元気ですか?ぴろです。

 

放送終了後30分以内限定のキャンペーンですので、お急ぎ下さい!

てやつあるよな。テレビショッピングだな。これは、限定商法といって、つい心が動かされる売り方だな。これを夏期講習に取り入れてやってみた。前の塾では絶大な効果があったが、やはり大手塾の冠があったからに他ならないので、弱小無名俺の塾で通用するかどうかは不明だ。でも、赤字脱出のためには何でもやらなきゃいけない。

まずは夏期講習の定員を25人に設定して、毎日減らしていくんだ。締め切りの26日までに0になるように毎日3人くらい減らしていったんだ。


 

急がなきゃ、夏期講習が締め切られちゃうわ!

急いで申し込まなきゃいけない衝動に駆られるだろ?結果は・・・惨敗

数字はどんどん減っていくが、生徒は集まらない。集まるわけがない。そんなことは百も承知だ。だから続けざまに、

好評に付き、限定で追加募集を行います!

良く考えたら、「追加募集するって事は、生徒が集まらなかったってことだろ?」と思うだろうが、好評に付きをつけるとその辺がぼやける。うすうす感づいているかもしれないが、ぼやけるんだ。本当に好評なのかもしれないなんてな。
 

なんとか、形になってきた。K先生はもう来てもらっている。遠くから通ってもらっているが、いずれは近くに引っ越してもらって、社員として働いてもらうことになる。社員と言うより、幹部だな。覚悟を決めたと言ってくれた。俺の泥舟に乗船しちまったな。

家賃が高いしK先生の給料を減らすわけにいかねーし、貯金が減る一方だな。何とかしなきゃな。さらに大好評に付き追加募集するかな。校門前チラシは、夏休みだから上手くいかねーしな。友達さそってお得キャンペーンでも始めるか。
 

おっと、保護者のみんなに伝えるの忘れてたな

人気がない限定商法か、本当に人気で無くなりそうなのか見分けるコツを教えるぞ!

本当に人気で、無くなりそうなら、全部売り切れて万々歳なので、わざわざ残りが少ないとか残りいくつとか教える必要ないだろ。逆に「数が少ないんじゃ、もう無いかもしれないから、他の探すか」となると困るしな。無くなったら「すいませーん、無くなりました~」と言えばいいだけなので、普通はわざわざ数が少ないアピールする必要ないだろ。

だから、残り少ないとか言ってる場合は、だいたいが限定商法、残り数量がどんどん減るのはさらに悪質だな(俺だな)。うそカウントダウン⇒ウソントダウンだな。気をつけろよ。
 

また、「数に限りがあります。人気なので、お急ぎくださーい」とか、急げの意味がわかんないだろ?買うほうは急がなきゃいけないけど、売るほうは売れればいいんだから、本当は急がせる必要はない。これが、期間限定で「31日の17時までの限定価格なので、お安く買いたい人はお急ぎくださーい」ならわかるだろ?これは、良心的だよな。

数量限定で急がせるのは、数量限定じゃないってことだな。急がせて沢山売りたいだけだ。だまされるなよ!!20個限定と言ってるものを100個注文してやれ、喜んで売ってくれるぞ。

俺の塾は、数量限定に期間限定を組み合わせた、ダブル限定商法だから、この辺がぼやけるんだよ。追加募集でそのへんは崩れるけどな。

よし、まずまず形になってきたな。