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お元気ですか? ぴろです。
 

学習塾ってのは、教育サービスを提供しているので、サービスの質がよければ値段なんていくらでも高く出来る。たとえば、だれでも確実に東大に合格できるって、そんな学習塾があれば、毎月100万円払ってでも通いたいって人がいるだろう。つまり、頑張ればいくらでも稼ぐことが出来る可能性を持っているんだ。

ただし、現実的にこんなことはありえないよな。確実に100%合格できるわけではないので、合格する確立を高くするってのが現実的だ。合格の確率を上げるためには、サービスの質を上げなければならない。質を上げるためには、かなりの実力を持った講師を雇う必要があるし、その講師たちにも更なる努力をしてもらう必要がある。それにはお金がかかるんだ。

つまり、お金をたくさん稼ごうとして授業料を高くするためには、それに見合ったサービスを提供するためのお金がかかるので、結局儲からないんだ。当然だよな。需要と供給のバランスで、決まるからな。
 

 
じゃあ、ほかに、たくさん稼ぐにはどうする?それは、たくさんの時間を塾に来てもらえば良いんだ。たくさんの時間を塾で勉強すると、質を上げなくても成績は上がるよな。当然のように週2回じゃなく、週3回→週4回→週5回・・・と増えれば増えるほど授業料は高くなる。結果として生徒も塾も大満足だ。でも、そこにいたるまでが大変だ。だって、塾がたくさん来てほしくても、親はその辺ケチりたいだろ。

さあ、どうやってたくさん塾に来てもらうか?それは、不安をあおるんだ。このままじゃ合格できない、ろくな人生を歩めないと不安をあおると、何とかしてください!たくさん通います!ってことになるんだ。まあ、不安のあおり方は塾長の腕の見せ所だが、ほとんど詐欺みたいなもんだ。以前のところには、こういうのが上手な先輩いたな。

不安をあおるやり方としてはまず、週1回でガッツリ成績を上げてくれ!というむちゃぶりな親に対しては、当然そんなことじゃ成績が上がらないと真実を言って、もっとたくさん塾に来てもらうだろ。これは詐欺じゃなく真実だな。この真実の延長上に詐欺まがいの勧誘があるんだ。この境界線が難しい、わかりにくいんだ。そこをうまく突くんだ。

ただし、この手の勧誘は、塾長の腕の見せ所なわけだから、簡単には金の亡者か生徒に親身になってるかわかりにくいよな。説明がくどくなったが、簡単に見分ける方法を教えよう。

夏期講習や冬期講習を見れば、塾の経営者・塾長が金の亡者か否かが簡単に見分けられるんだ。
 

 
どこを見ればわかるのかというと、お盆期間の授業を見ればいいんだ。お盆は塾長や講師も実家に帰ってお墓参りしなきゃいけないから、普通は休みだろ?だから、基本的には夏期講習の期間でも、お盆は休みだよな。でも、お盆に頑張って授業をやってる塾あるだろ?そういう塾は・・・これは、とても頑張っている塾だ。これは良い塾だぞ。見るのはそこじゃないんだ。

問題なのは、お盆の期間は夏期講習が休みなのに、お盆特別講習っていう別料金の講習がある塾なんだ。これはかなりやばい塾ってことだな。正月も同じだな。お盆に夏期講習を休みにして、お盆特別講習!なんてやるってことは、夏期講習で2倍稼ごうとしてるよな。一見良心的だが、ある先輩が言ってたのは「お盆や正月は、一日中勉強させてがっぽりもうけるにはいいんだ。時間が長いから、高い値段に設定できるからな。」これはまさしく、金の亡者だと思ったな。なんせ、塾に来る時間を増やす方法を考え出すのには天才的な人だったな。
 

近くにこんな塾があったら、そういう目で見ていいぞ。間違いなく金の亡者だから。まあ、俺も後々やるつもりだけどな。俺だって、稼ぎたいもんな。でも今年は出来なかったな。まだ生徒が少ないからか?いや、詐欺まがいのことが出来ない性格なのかもしれないな・・・小心者の俺はとうぶん貧乏決定かもな。早く大物になりた~い。