にほんブログ村 受験ブログへぽちっと応援よろしくお願いします。
 

お元気ですか?ぴろです。

夏期講習は塾にとって書き入れ時だ。この時期にどれだけ生徒を集めるかが重要だ。いや、以前は重要だった・・・

だが近年、夏期講習から入塾する感じではなくなっていているな。夏期講習が終わった9月に入塾するやつ多いしな。冬期講習とかからってやつも多いんだ・・・多いはずなんだ・・・だ・だから今生徒が少ないだけなんだ。たのむ!夏期講習終わってからでもいいから入塾してくれよ!
 

今日は少しまじめな話。

勉強はふつう嫌いなもんだろ?てことは塾も嫌いだと思う。なるべくサボりたい。やめたい。行きたくない。でも、親に言われて行かなければならない。さあどうすると思う?

子供が親に、塾の不満を言い始めるんだ。あの塾はだめだとか、あの塾にいると成績が上がらないとか。

次にどうなると思う?
 

 
今通っている塾よりもたのしそう(楽そう)な塾を見つけてきて、その(楽そうな)塾の良さを親に宣伝し始めるんだ。勉強できないやつにとって、塾というものは、成績が上がることよりも、楽なほうがいいに決まっている。これは必然なんだ。だから、塾は親に見つからないように子供だけに、「たのしいよ~楽だよ~」とアピールが出来れば生徒は集まるんだ。

だが、楽しいだけだと成績が上がらない単なるダメ塾になってしまうので、成績を上げなきゃいけない。つまり、成績を上げるターゲットを決めるんだ。向上心のある生徒だな。そこで、楽をしたい生徒を上手に放置して、成績を上げたい生徒をしっかり教えるんだ。

そうするとどうだ?勉強したくないやつは、楽ができて大満足。向上心のあるやつは、成績が上がって大満足。成績が上がったやつはうれしくて塾の宣伝をしてくれるし、成績が上がらないやつも、こんなに楽な塾はやめたくないので、親には塾の悪いところは言わない。

おかしなシステムだと思うだろ?だが、世の中の個別指導塾はどこもこうやってバランスを取っているんだ。全員の成績を上げようとすると、こんな授業料ではやっていけないからな。

 

みんな、そこまで悪意を持って露骨にやっているわけじゃないが、自然とそういう流れになる。成績を上げないと文句を言う・塾をやめる生徒には成績を上げるしかないし、無理やり勉強させられると文句を言う・塾をやめる生徒にはあまり強制しない。自然なバランスだな。

 

このバランスで、塾の経営は成り立っているんだ。全員が全員成績を上げたい!もっと勉強したい!と思っているとこんな授業料では無理だぞ!考えりゃわかるだろ?ただし問題は、
 

 
楽をしたい生徒は成績が上がらないってとこだよな。成績が上がるわけ無いよな、楽してんだから。ここで、成績が上がらないのは塾が悪いの方向に持っていかれないようにするためには、楽をしようとしている生徒自信が悪いと自覚させることなんだ。だってそうだろ?向上心がある生徒と楽したい生徒は俺が決めたんじゃなく、生徒自信が決めたんだろ?楽をしたい生徒から向上心がある生徒に改心したら、もちろんそれに合わせた対応をしてやるさ!
 
それが、勉強のスイッチを入れるって事じゃないのか??
 

いい事言うな俺、いつも感心しちゃうよな。ファンになってもいいぞみんな!
 

ただし、塾によっては、「お前の子は頭が悪い・馬鹿だ・病気じゃないか?発達障害か?」など、勉強が出来ないのは塾が悪いのじゃなく、生徒に問題があると上手に親に思わせるんだ。また、「問題のある生徒なのに、どん底の成績じゃなくこれくらいで済んでいるのは塾のおかげですよ」とうまく保護者を説得するんだよ。悪質だろ?気をつけろよ!!ちゃんと授業をしてあげないで、そういう対応で解決している教室長を何人も知っているぞ!うまいんだ、やつらはそういうことに長けているんだ。俺はそこまではしないぞ。えらいだろ?

気をつけろよ!どうやって気をつけるかは、塾長や教室長との面談のとき、説明に簡単に納得しないで文句を言うことだ。もしかして、文句を言ってしまうとちゃんと授業をしてくれなくなると思ってないか?それは逆だ!

塾のやつらは、文句を言われるのがイヤだから、頑張っちゃうんだ。文句を言わないとどんどん適当に扱われるぞ!塾のあるある共通点だぞ。

あ~、俺こんなにすげーのに、生徒が少なくて暇だぜ!!